実証実験結果
① ホールスタッフの業務負担軽減
下図のように、注文・会計業務が不要になったことで、お客様1組あたり289.4秒の業務時間を削減できることが判明しました。
これは全体業務量の49.5%であるため、ExOrderシステムの導入でこれまで必要だったスタッフの半数で店舗運営が可能であるという検証結果が出ました。
将来的にはExOrderシステムに席案内機能を設け、配膳・片付けをセルフサービスにすることで、ホール業務ゼロ化を目指します。

② スタッフの業務処理能力データ化
キッチンプリンター等を廃止することにより、注文・調理・配膳をすべてデジタルワークフローに落とし込み「受付~調理の時間」「受付~配膳の時間」を算出することに成功しました。スタッフ毎にデータを取り出すことで人事評価の根拠とすることが可能です。
③ 消費者の顧客満足度向上
従来のオーダーシステムでは顧客がスタッフを呼び出して実際にオーダーを始めるまで、平均約20.1秒(※)必要でした。ExOrderシステムの導入により、注文のための待ち時間がゼロになることから、顧客満足度の向上が期待できることが判明しました。
また、実証実験に参加されたお客様の声により「リアルタイムで注文状況(受付・調理中・配膳済み)が分かる」という点に最も高い評価をいただいたことが分かりました。
(※居酒屋「竹乃屋」にて実証実験と同条件の17時~20時に測定。約20組計測した際の平均値を算出。)
